どうも。SuSといいます。
唐突ですが、毎日必ず行うことといえば何ですか?
そうですね。
鍵の開閉ですね。
ほとんどの人は、ほぼ毎日外出すると思います。その度に行う「鍵の開閉」の動作が面倒くさいと感じたことはないでしょうか?
僕は毎日のように感じていました。
家を出る時にキーケースから鍵を出す。家に帰ったときもまたキーケースから鍵を出す。
両手がふさがっている時なんかは最悪ですね。一旦荷物を地面に置いて、キーケースを出して。
たかが1分にも満たない動作なんですが、めんどくさがり屋な僕は毎日毎日しんどいなぁと思っていました。
車のスマートキーみたいにボタン一つで鍵の開閉ができればいいのに。ずっとそんなことを思っていると、とうとう見つけました。
最高のスマートキーを。
それがタイトルで書いた「Sesame」という商品です。
Sesameがあれば、スマホと連動して自宅の鍵を自動で解錠できるんです。
スマホをポチっと押せば、「ウィーン」と鍵を開閉することができます。
さらにそれだけではなく、家に帰ったときにスマホを操作することなく自動で「ウィーン」と鍵を開閉する機能もあります。
さらにさらに、鍵を開けてから数分後に自動ロックする機能もあります。
つまり、Sesameがあれば、鍵を持つ必要が無くなるんです。
(厳密には、スマホの電池が切れたときのために一応鍵は持っていきます。笑)
家を出れば自動でロック、家に帰れば自動で開く。これは革命的な出来ごとだと思いませんか?
僕は本当にSesameに出会って良かったと思っています。
通販番組みたいな感じになってしまったが、このページを見る人は「自宅の鍵の自動開閉」に興味がある方だと思うので、それを実現できる商品「Sesame」について、包み隠さずレビューしていこうと思います。
では行きましょう。
Sesameの見た目
言葉だけではイメージしにくいと思うので、実際のSesameを見てもらいましょう。こんな感じです。
ちょっと大きいけど、別に不格好ではないと思います。
引きで見るとこんな感じです。
鍵にカポッとはめて両面テープで張り付けるだけなので、工具も一切必要ありません。
中に電池が入っているので、それによって自動で駆動します。
Sesameを使用するための前提
大前提として、家にWi-fiがあって、スマホを持っていることが必要です。
- 家にWi-fiがある(後述のWi-fiモジュールを使用する場合)
- スマホを持っている
基本はBloutoothで動作します。
Sesame単体でできること
まずは、Sesame単体でできることを書いておきます。
Sesameでできることは冒頭にほとんど書いてしまったが、まとめるとこんな感じです。
- スマホのアプリで鍵の開閉
- 鍵を開いた後、数秒〜数分後に自動ロック
- 帰宅時に自動でオープン
- スマホをノックするとオープン
- 複数人(スマホ複数台)で共有
- 鍵の開閉の履歴が残る
- AmazonEcho等のスマートスピーカーと連携できる
一つずつ見ていきます。
スマホのアプリで鍵の開閉
Sesameを購入したら、まずこのアプリをダウンロードします。
iPhone用、Android用両方あります。下のリンクはiPhone用です。
Sesameのメイン画面がこんな感じなので、タップするとLocked⇔UnLockedできます。
これが基本の使い方です。
鍵を開いた後、数秒〜数分後に自動ロック
家を出る時、手動(自分の手)で鍵を開きます。(当たり前ですが、家を出るときはスマホ操作より手動の方が早い。)
普通だったら、鍵を出して施錠するんですが、この機能があれば自動でロックしてくれるので、何もせずに外出することができます。
ちなみに、時間設定は、5秒から最大4分まで設定できます。
僕は最大の「4分」に設定しています。
理由は5秒とか短い時間に設定すると、宅配の時に困るからです。大抵、ドアを開けっ放しで荷物を受け取って、サインをするので、あまり短い時間だとサインをしている時に「ウィーン」といって鍵が閉まってしまうので。笑
だから個人的には最大の「4分」がベストです。
帰宅時に自動でオープン
初めてこの機能を使った時は感動しました。
まず、自宅に近くとスマホにメッセージが届きます。
「準備が出来ています」
僕の家の場合は、半径10m以内くらいまで近づくとメッセージが届きます。
そして、家のドア付近に近づくと、
「オープンSesame!」
というメッセージと同時に鍵が開きます。
ただし、この機能に関しては少し動作が不安定な部分もあります。
現状、100発100中って訳ではないです。
詳細は「実際にSesameを使ってみて」で書きます。
スマホをノックで解除(iPhone限定)
上の自動オープンがあればこの機能は特に必要ないんですが、これも画期的です。
スマホでアプリの画面を開かなくても、スマホ自体を「コンコンコン」と3回ノックしてやると、鍵が開いてくれます。
僕は、一応自動オープン機能もノック機能も両方ONに設定しています。
使いどころとしては、自動オープン機能が一旦半径250m以上離れてからでないと機能しないみたいなので、半径250m以内の外出から戻るときにはこのノック機能が必要になりそうですね。
任意のタイミングでノックすれば、開いてくれます。
残念なことに、この機能はAndroidのアプリではできないみたいですね。
複数人で共有
複数人(複数のスマホ)で共有することももちろん可能です。
詳細を説明すると、Sesameを使用する人の権限がこんな感じで3段階に分けられています。
- オーナー
- マネージャー
- ゲスト
「オーナー」は全ての機能の権限を持ち、「マネージャー」と「ゲスト」を指定できます。
「マネージャー」はSesameの細かい設定は変えれないが、「ゲスト」を指定できたり、ほぼ全ての機能を使うことができます。
「ゲスト」は、鍵の開閉だけ可能です。
このように、誰がどこまでの権限を持つかを指定することができます。
家族は基本、「マネージャー」にしておけば問題ないかと思います。
例えば、民泊等で一時的に誰かに鍵を渡す必要がある場合とかは、鍵の代わりに「ゲスト」の権限を与えることで対応するとかなりスマートですね。
そんな機会はあまりないだろうけど。笑
アプリで鍵の開閉の履歴が見れる
これも地味に便利だと思います。
鍵を開いたときも閉じたときも、アプリに両方の履歴が残ります。こんな感じです。
何時何分に誰が鍵を開けた(閉じた)かが分かります。しかも手動か自動かも分かります。
この機能は逆にあると困るという人も出てきそうですね。
「あんた、本来仕事の時間なのに何で家の鍵を開けた履歴が残ってるの?」
的な。笑
まぁ、あくまでもメインは防犯のためですね。
AmazonEcho等のスマートスピーカーと連携できる
これは応用的な使い方になりますが、AmazonEchoやGoogleアシスタントと連携することもできます。
「アレクサ、鍵閉めて」
と言えば、鍵を閉めることができるようになります。ただし、鍵を開けることはセキュリティの観点で出来なくしているようです。
個人的にはAmazonEchoを持っていますが、連携はしていないです。4分後に自動ロックの設定をしているのでそれで十分かなと。
自分のタイミングで「声」だけで施錠したいという人に向いている機能ですね。
SesameとWi-fiモジュールでできること
Sesameには別売りのWi-fiモジュールがあります。こんなやつです。
これが実物。
これで何ができるかというと、外出先からSesameの制御・確認することができます。
Sesame単体だと、外出先でSesameのアプリを開くと「Disconnected」という表示になっています。
この状態では、もちろん鍵を開くことも閉じることもできません。また、今現在、鍵が閉まっているのか開いているのかも知ることはできません。
自動でロックする設定にしておけば、閉まっているはずなので問題はあまりないですが。
つまりは、このWi-fiモジュールがあれば、外出先(4G、3G等のネットワーク環境)からSesameを使うことができるよってことです。
Wi-fiモジュールの用途
このWi-fiモジュールの用途を考えてみました。
- 自分が家に居ない時に誰かを家に上げたい場合に、外出先から鍵を開けてあげることができる
- 「今現在、ちゃんと鍵がかかっているか」をリアルタイムで知ることができる
主にこんなところでしょうか。
おそらく「外出先から鍵が掛かっているかを知る」これが大きな役割だと思われます。
ちょっと試しに自分が外に出ているときに、手動で鍵を開けてもらいました。
すると、
「Unknownが解錠しました」
と履歴が残りました。
鍵を開閉する度にスマホに通知をしてくれる機能もあるので、これと一緒に利用すれば、泥棒にピッキングで鍵を開けられた場合ならすぐに通知が来るので、何らかの対応はできるかもですね。
ちなみに僕は泥棒を警戒するような家には住んでいないので、通知もOFFしています。開閉の度に通知が来るのは結構鬱陶しいので。笑
結局、Wi-fiモジュールは必要か?
と聞かれたら、個人的には必要ないかなと思います。
上に書いた①、②を利用したい方は検討してみてください。
僕はとりあえず気になったので購入してみた次第です。笑
実際にSesameを使ってみて
基本的に上で書いた機能は全てできます。
ただ一点、多少の問題があります。
先にも書いたが、
自動オープンの精度が高くない(解錠するまでが遅いことがある)
僕は基本車で外出するのですが、帰りに家の駐車場に入る前にはもう「自動オープンの準備が出来ています。」という通知が来きます。
車を駐車上に止めて、ドアの前に立つまでの時間で鍵が開いてほしいところなんですが、その時点ではまだ開いていないことが結構ある。
もちろんすぐに開いてくれることもあるんですが、長いときだとドアの前に立ってから30秒ほど経過してやっと自動オープンする。
みたいなことが結構あります。
体感では「すぐに開く:時間がかかる=7:3」くらいですかね。
Amazonや楽天のレビューでも「鍵が開くまで時間がかかる時がある」という意見がありました。
これはまだまだ改善が必要な点だと思うし、きっとSesameのメーカー側も分かっているとことだと思うので、良くなることを願う次第です。
今のところ、「ドアの前に立って何分たっても鍵が開かず、結局手動の鍵で開けた」という経験はないです。
なので、まぁ車の中で「オートオープン」の通知が来てから車を降りるようにすればそんなに問題ないかなとは思っています。笑
歩きで帰るときは、ドアの前に着く間にオートオープンしてくれると思われます。
なぜSesame?
他にも類似品は存在していて、有名どころでは「Qrio」という商品があります。
QrioもSesameと同じく、自動開閉機能もあるので機能的にはそんなに変わらないです。
僕が比較した点は「値段」と「レビュー」です。
単体の値段はQrioが約20000円で、Sesameが約15000円でした。
レビューを見ていても、QrioもSesameも「オートオープンがうまくいかない」というレビューはあったんですが、Sesameの方が圧倒的に少なかったです。
後は、個人的にデザインがSesameの方が好みだったというのもありますね。
Sesameを買う前に疑問だったこと
僕が購入する前に疑問だったことを書いていきます。
ウチの鍵に付けられるの?
まずはこの心配があるかと思いますが、Sesameの中のアタッチメント部分は結構ゆとりのある設計になっているので、普通の鍵であれば、問題ないと思います。
Amazonのレビューでは、「取りつけ出来なかった」とメーカーに問い合わせたところ、専用のアタッチメントを送ってくれたというレビューもあったりするので、もし取り付けられなくても、何とかしてもらえるのかも。(保証はしません。笑)
Amazonレビューはかなり参考になるので、一度目を通されるといいかと思います。
Sesameの電池の持ちは?
公式では電池は1年ほど持つそうです。電池の残量はアプリで確認できるので、残量が0になったら交換する形になります。
電池はこの形を購入すれば問題ないと思われます。
自動ロックが効かないことはない?
今のところは大丈夫です。
多分、Sesameの電池が無くならない限りは大丈夫です。
逆に言うと、Sesameが電池残量0または故障してしまうと自動ロックは効きません。当たり前ですが。
だから、心配性な人はやっぱりWi-fiモジュールでちゃんと鍵が掛かっているかどうかを確認できる環境にあった方がいいのかもしれないですね。
まとめ
鍵を自動化する商品「Sesame」についてレビューしてみましたが、いかがでしたでしょうか。
個人的には、鍵を取り出す動作が本当に嫌いだったので、大満足です。
こういう些細なことでも結構、「生活が変わった」と思えるので、家の鍵の自動開閉を実現したい方は是非、導入してみてはいかがでしょうか。
- Sesameがあれば、自宅の鍵のオートロック・オートオープンが可能
- Sesameを使うにはWi-fi環境とスマホが必要
- Sesameのオートオープン機能は100発100中ではない(解錠に時間がかかることがある)
- Wi-fiモジュールは個人的には必要ない
- 電池は1年毎に交換が必要
- ほとんどの鍵に取り付けることができる
以上です。