【天才】米津玄師の売れ方を考察してみた

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米津玄師というアーティストをご存知でしょうか。

今もっとも勢いのあるアーティストと言っても過言ではないでしょう。

いたるところで「天才」と称される彼について調査&考察をしてみました。

 

米津玄師の売れ方

ネットからの発信で自分の音楽を聞いてもらおうと考えている僕にとっては、この米津玄師という人はかなり気になる存在です。

ニコニコ動画で「ハチ」という名義で活動していて、あまりの人気ぶりに、プロの方の目に止まってデビュー。

 

SuS(サス)
最近ではもはやこのような売れ方は珍しくないが、当時は「ネット発のアーティストなんて」と軽んじられていました。

 

僕は「どんなにいい曲を作ってネットにアップしたところで、それだけでは売れない」と思っていたが、この人は天才故の例外かもしれない。

ただ、彼を「天才だから売れた」と言うのは余りにも短絡的であり、凡人のひがみである。

彼の努力というか策略というものもクローズアップしなければいけない。

 

米津玄師の苦悩

調べてみるとどうも「ハチ」という名義でニコニコ動画にアップしていた当初は自身の声で収録した曲をアップしていたそうではないか。

しかもその曲数がなんと20曲以上。その時点ですごい。

しかしその後、それらの曲を全て削除してしまったそうです。

 

SuS(サス)
もったいない!

 

ここからは憶測ではあるが、やはりせっかくたくさんの時間を掛けて作った作品を削除するというのは何かに不満があったのだろう。

動画をアップした後に不満があるとすれば、それはもう’再生回数’しかない。

 

そうなのか?

 

詳しい再生回数は全く分からないが、きっと本人の納得のいく数字ではなかったのだろう。

彼の歌は声が特徴的で曲の雰囲気にもマッチしているし、ビブラートも上手いので聞いていて心地が良い。非の打ちどころはないように思える。

それなのに何故、再生回数が上がらなかったのか。

それは「市場」の問題だろう。

彼の曲はジャンルでいうと「ロック」になると思う。ロック的な曲をわざわざニコニコ動画で見る人は少ない。そもそもニコニコユーザーはコアなものを好む層が多いのだ。

 

 

そこで彼は、当時ニコニコ動画でムーブメントが起こっていた「ボーカロイド」というジャンルに目を付けた。

ボーカロイドとは、簡単に言うと機械に歌わせるやつだ。「初音ミク」と言う名前は聞いたことがある人が多いと思います。

ボーカロイド市場は「ボカロP」なんていう人達が居て、プロさながらのレベルの人達が曲を出しまくっていて、視聴者もめちゃくちゃ多い。そんな市場に参入したのだ。

 

今は当時よりも衰退してしまったらしいが…

 

そうなると、作品の見せ方も変えなければいけない。

曲と同時に流すミュージックビデオもボーカロイド市場に合わせた。歌詞の文字を動かしたり、カッコいいエフェクトを入れたりする「リリックビデオ」というやつだ。

そうやってーゲット」をしっかりと定めてニコニコ動画に再投稿した。

するとどうでしょう。彼の曲はすぐにニコニコユーザーの心を鷲掴みにし、話題となった。そこから一気に再生回数が伸びて、爆発的に人気が出ました。

以上、妄想終わり。笑

 

まとめ&曲紹介

つまり何が言いたいのかというと、米津玄師は間違いなく天才ではあるが、最初から上手くいっていた訳ではなく時代の流れを察知しそれに素早く適応することによって成功を勝ち取った「策士」なのである。

そしてやはり「どんなにいい曲を作ってネットにアップしたところで、売れない」というのは間違いではなさそうだ。

 

SuS(サス)
しっかりとした策略を持って臨まなければいい曲も売れないということですね

 

僕も見習わなければならない。まぁその前にいい曲を作れっていう話だ。

 

最後に僕が米津玄師の中で好きな曲を紹介して、終わります。

メガヒット中の「LEMON」ももちろんいい曲ですが、個人的には米津玄師といえばこの曲だと思っています。

「ゴーゴー幽霊船」という曲です。彼の持ち味と言われている不協和音と心地良い低音ボイス、疾走感が相まった1曲だと思います。

それに加えてMVのセンスあふるる絵。嫉妬しか湧きません。

 

 

この曲もテンポが良くて心地良いです。

 

そして、代表曲といえばこの曲でしょう。

 

他にもたくさん、というか本当にいい曲だらけです。

是非、YouTubeでチェックしてみてください。

以上です。

2 件のコメント

  • 曲を消したのは、自分の好きな歌手の影響をすごく受けていたのに気づいたからだった気がします。

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