DTM初心者のオーディオインターフェースの選び方

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こんにちは。SuS(サス)と申します。

今回はオーディオインターフェースの選び方について考えたいと思います。

 

オーディオインターフェースとは?

そもそも、オーディオインターフェースって何?と言う方のために説明します。

めちゃくちゃ簡単に言うと生の声や楽器の音をパソコンに取り込む機械です。

パソコンにマイクをつければいいじゃん」って思う方もいると思います。もちろんそれでも取り込むことはできるんですが、オーディオインターフェースから取り込んだものと比べると、音質音量が全く別物になります。

ということで、「声や楽器を綺麗に録音したい」と思った時にはこのオーディオインターフェースは必須と言えるでしょう。

 

 

オーディオインターフェースの選び方

オーディオインターフェースは様々なメーカーのものがあって、値段も数千円から10万越えのものまであるので、どれを選んで良いのか分からないですよね?

なので、何をポイントに購入すると良いかを簡単に書きます。

 

「量子化ビット数」と「サンプリングレート」を確認

いきなり難しいことを書いたが、これは商品の仕様に必ず書いてある「24-bit / 192 kHz」とかいう数字です。この数字が大きければ大きい程、良い音で録音・再生ができるという認識で問題ないと思います。

細かいことは置いておいて、「24-bit / 96 kHz」以上を選びましょう。このスペックであれば、アナログなバンドサウンドでもデジタルなEDMでも何でも対応できるはずです。

 

細かいことを説明すると

24-bit / 96 kHz」の24bit(量子化ビット数)というのはざっくり言うと音量のきめ細かさです。24bitというのは分解能が16777216なので「16777216通りの音量」を表現できると言うことになります。

対して16bitの分解能は32768なので、「32768通りの音量」しか表現出来ないと言うことになります。

計算してみると、

16777216 ➗ 32768 = 512

と言う事で、「量子化ビット数24bitは16bitの512倍、音量の表現が豊かである」と言う事が言える。

下手な絵で恐縮ではあるが、こんな感じです。

 

24bitの方がより生の音に近い表現が録音できると言う事ですね。

24-bit / 96 kHz」の96kHz(サンプリングレート)というのはざっくり言うと音の長さのきめ細かさです。

例えば、48kHzの場合は1秒間を48000回に分けて音を記録出来ます。96kHzの場合は1秒間を96000回に分けて記録します。

 

こちらも1秒間に96000回記録出来た方がより生音に近い表現が録音できると言う事が想像できると思います。

 

とりあえず「良い音(生音に近い音)」で録音するに越した事はありません

 

入力の数を確認

「入力」はどの楽器が録音出来るかを確認します。

例えばこの商品の場合、

 

入力が「Mic/Line」と「inst」という端子があるので、マイク(コンデンサマイク・ダイナミックマイク両方)とギター・ベースに対応していることになります。

コンデンサマイクに対応しているかどうかは、「ファンタム電源+48V対応」ということが書いてあれば対応しています。以下の図のような差し込み口です。

 

最近のオーディオインターフェースはほぼ100%、入力はこの形になっていると思います。

まずは「自分が何を録音したいのか」を把握し、それに対応しているかをしっかり確認しましょう。

 

まとめ

他にも「つまみがどれだけあるか」とか「付属のソフトウェア(DAW等)があるか」とかメーカー毎に違いはあると思いますが、大きい部分では上記の2点だと思います。

ちなみに僕はSteinberg製のこれを購入しました。

 

音も良いし、簡単なエフェクトをかける事ができるソフトも付属しているので非常に満足しています。
 
 
初心者の方はとりあえずURシリーズを買っておけば問題ないと思います。
 
 
 
以上です。
 

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