こんにちは。SuS(サス)です。
いきなりですが、インストゥルメンタルバンドの曲、聞いてますか?
インストゥルメンタルとは、歌のない楽器だけで構成される曲のことを指します。略して「インスト」とか呼ばれたりします。
日本ではこのインストがなかなか受け入れられない。
「歌が入っていないとつまらない」、「歌がないとどこを聞けばいいか分からない」という人が多いみたいですね。
確かに、歌が入っていないとなんか味気ないというのは分かります。僕もやっぱり歌が入っている曲の方が断然聞いています。
でも、インストにはインストの良さがあります。僕のインストの楽しみ方は「楽器同士の音の重なりを楽しむ」というものです。
歌が入っているとどうしても歌に集中するのでなかなかそれに気がつけない。特にベースなんかは普通の人はあまり意識して聞いていない。まぁ歌が主役なので、それは仕方ないだろう。
ただ、それは気にしていないだけで体・耳で感じてはいるはずだ。それがその曲を聞いて「この曲良いな」と感じている要因だったりする。
それと比べて、歌がないインストの場合は楽器全てが「主役」となる。全ての音がちゃんと活躍している。
歌がない分、楽器の音の重なりを「ダイレクト」に楽しむことができるのだ。
インストの曲は同じメロディを何度も繰り返すといったことをよくする。歌モノでいうところの「サビ」みたいなものだ。
歌モノは大体が、
Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ
という構成が多いのに対し、インストはそういうのはあまり決まっていないように思う。
無理やり書くなら、
Aメロ→サビ→Bメロ→サビ→Cメロ→サビ
みたいな感じか?
いや、それも全然バンドによって違う。というか曲によって違う。
繰り返しで同じようなメロディも実はドラムのリズムを変えていたり、ベースがめちゃくちゃ動いていたり、それによってメロディの聞こえ方が全然違ったりする。
それもまたインストの面白いポイントだと僕は思います。
少しは興味を持って頂けたでしょうか。そんなわけで、僕のオススメのインストバンドを紹介していきます。ロック、ポストロックが多めです。
カッコイイ邦楽インストバンド
SPECIAL OTHERS
インスト界では重鎮的存在だと思う。音楽FESにも参加していたりするので、かなり有名です。メロディアスで聞きやすく、ノリの良い曲が多いです。
LITE
「ライト」と読みます。カッコ良すぎます。海外でも高評価を得ている日本の誇れるインストバンドです。
rega
軽快なギターのメロディが頭から離れない。FESでトリを務めるなど、大活躍していました。2017年に活動休止してしまったのが寂しいところだ。
mudy on the 昨晩
トリプルギターが特徴。ライブではみんな暴れまくっているので見ていて楽しくなります。
→Pia-no-jaC←
ピアノとカホンという打楽器の2人で構成されるユニットです。有名曲のカバーもたくさんしているので、聞いてみてください。テンポが早くてノリが良くなっています。僕はカバーよりもオリジナル曲の方が好きです。
Lotus Land
ビレバンで何気なしに歩いていると、この曲が聞こえてきて一瞬で心を奪われ、即CDを購入しました。ジャズなんだけど、エモい。感情を揺さぶられるような曲が多いです。何回もリピートしてしまいます。
te’
「テ」と読みます。フランス語でお茶を意味するそうです。
長〜い曲名が特徴的で面白いです。ちょっと曲名の意味は良くわからないが、激しく頭を振りたくなるような曲が多いですね。
toe
「トー」と読みます。toeもインスト界では大御所ですね。ゲストボーカルを迎えてタイアップとかもしています。
ジャンル的にはポストロックで、ギターをメロディアスに弾くと言うよりは幻想的な音を出すような曲が多いです。
個人的にtoeといえばこの曲を思い浮かべます。この曲は歌が入っています。
fox capture plan
ジャズロックの3ピースバンドです。同じフレーズのリフレインの中にドラムとベースのビートが入ってくる感じってたまらないですよね。PVがやたらカッコイイなまた。
indigo jam unit
こちらもジャズです。ひたすらおしゃれです。レコーディングは全て1発録りらしいです。
SPECIAL OTHES ACOUSTIC
SPECIAL OTHERSのアコースティックバージョンです。カッコイイと言うよりは「カワイイ」とか「落ち着く」といった印象の曲が多いです。激しい曲に心が追いつかない時はこのバンドを聞くといいでしょう。笑
toconoma
このバンドは初見で好きになれます。下の曲はイントロで心を掴まれます。笑
インストで100万回再生を超えているのはめちゃくちゃ凄いことです。
最近知ったのですが、toconomaのライブ映像がU-NEXTで見ることができるので、気になった方はぜひ見てみてください。1か月の無料期間中に見てすぐに解約しても良いと思うので。笑
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NABOWA
ナボワと読みます。歪みの効いたギターサウンドだったり、ピアニカを使ってみたり、電子音をフルに生かした曲もあったりでメロディの幅が広くて聴いていて飽きないです。
色んなボーカリストとのフィーチャリングもよくされています。
SANOVA
堀江沙知という女性のソロプロジェクトで、ピアノとドラムがメインの曲が多いです。初めて聴いた時はシビれました。このポップで疾走感のある感じは個人的にはドツボです。
今まではドラムは打ち込みがメインだったんですが、今後は生ドラムになるそうなのでさらにパワーアップしそうですね。もっと多くの人に聴いてみてほしいです。
PVもカッコイイです。
bohemianvoodoo
「ボヘミアンブードゥ」と読みます。4人編成のバンドです。
ジャンルとしてはジャズなんですが、メロディアスで落ち着いた曲が多いです。キャッチーなフレーズが多いので鼻歌で口ずさみたくなります。
BGMとしても最高だと思います。
まとめ
以上になりますが、いかがだったでしょうか。普段インストを聞かない人もこの機会に好きになって頂けると幸いです。
アップルミュージックをお使いの方は、上記の曲はほとんどダウンロードできるので、是非ダウンロードしてみてください。
また、随時更新していくつもりですのでよろしくお願いします。