【音源比較あり】Waves「CLA Vocals」のスゴさが分かります

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どうも。SuSです。

中々ミックスの技術が上がらないなぁと思っている今日この頃。

特にボーカルのミックスはあぁでもないこうでもないと試行錯誤するんですが、毎回あまり上手くいきません。

 

プロの音と比べてどこが違うんだろうといつも考えているんですが、全然分かりません。

 

そんな僕でも、

 

あれ?ちょっとミックス上手くなったんじゃない?

 

そう錯覚させてくれるようなチートプラグインに出会ったので、ご紹介したいと思います。

それが、Wavesの「CLA Vocals」というプラグインです。

これはすでにたくさんの方がレビューされていますが、僕なりにも思ったことを書いてみようと思います。

サンプルは多いに越したことはないと思っていますので。

ではいきましょう。

 

 

CLA Vocalsとは

まず、「CLA-Vocals」とは何かということなんですが、「CLA」というのは単純に人の名前みたいです。

Chris Lord Algeさんというすごいエンジニアの方がいるそうで、その人の技術を簡単に再現しようという目的のプラグインです。

このCLAシリーズは他にも色々あって、「CLA-Guitar」とか「CLA-Drums」、「CLA-Bass」とかがあるみたいですね。

 

他のやつも持っているんですが、あまり使っていません。CLA-Vocalが一番使えると思っています。

 

よく他の方のブログを見ても「チートプラグイン」とか言われていますが、まさにその通りだと感じています。

このブログでも、音源を比較しながら書いていきます。

 

 

音源比較

では、比較してみます。

このCLA-Vocalsのスゴイところは、そんな簡単にここまでできるの?ってところなので、そこをお伝えできればなぁと思います。

 

CLA-Vocalsなし

まずは素の音源です。ボーカルの音量が小さすぎたため、コンプだけ掛けました。

 

僕の作った曲ですみません。

 

CLA-Vocalsあり

次にCLA-Vocalsを掛けたものです。

 

CLA-Vocalsの設定は以下のような感じです。この6つのつまみを適当に調整しているだけです。

 

上のやつと比べると、全然違いますね。

まぁ素の音と比べたら違うのは当たり前なんですが、

 

この一つのプラグインを掛けるだけでここまで変わるの?

 

と初めて使った時は感動を覚えました。

 

ちなみに、ディレイとかリバーブを完全に消したい場合は、「黄色く点灯しているボタンを消灯する」と完全にOFFできます。

 

他のプラグイン達

じゃぁこのCLA-Vocalsのような音にするためにはどれくらいのプラグインを駆使す必要があるのかというのをなんとなく試してみました。

 

どうでしょうか。結構近づけた気がします。

 

何のプラグインを使ったかというと、上の6つのつまみの役割をできそうなものを挿しました。

 

まず、「Delay」と「Pitch」の役割としてはWaves Doublerを使いました。1と2両方使うとどうしてもDoubler感が出すぎたので、上のダブル(1)は外しています。

 

 

次に「Bass」と「Treble」の役割はWaves Vitaminを使用しました。エンハンサーで低域と高域の倍音を加算しようというところです。

 

あとは適当に、コンプ(RVox)で音圧を上げて、センド・リターンでリバーブ成分(TrueVerb)を追加しました。

 

こんな感じで4つほどのプラグインを使って、CLA-Vocalsと同じような効果を得ることができました。

 

それでもやっぱりCLA-Vocalsのみの音源の方がよりすっきりしていて、抜け感がある気がします。

 

 

 

CLA-Vocalsを購入する

CLA-Vocalsは僕は単体で購入しましたが、CLAシリーズが全部入っているパッケージ製品もあるみたいですね。

 

後から知って、少し後悔しました。

 

多分パッケージで購入した方がお得感はあると思います。時期によってはかなり安い時があるので、セールが狙い目ですね。

 

 

現在の価格は以下よりご確認ください。ちなみに僕は3500円で購入しました。

こちらが単体。

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こちらはパッケージ製品です。

 

まとめ

今回はCLA-Vocalsというプラグインのレビューでしたが、いかがでしたでしょうか。

この一つのプラグインでボーカルのミックスのほとんどを完結できてしまうというところに僕はかなり魅力を感じています。

 

実際はCLA-Vocalsを掛けた上でさらに色々足していっていますが。笑

 

みなさんも一度試されてみてはいかがでしょうか。

サンプルで使用した音源はこちらからフルで聴くことができますので、よろしければ聴いてみてください。

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