どうも。SuS(サス)です。
「家庭用生ゴミ処理機」というものをご存知でしょうか。
生ゴミの嫌な匂いを取り除いて、さらにゴミの量を減らしてくれるという優れモノで、最近は家庭用のお手頃な商品が増えたということもあり、じわじわと普及しているみたいです。
僕は今年の5月頃に「エアドライ」という商品を購入して今も使っているんですが、なぜその商品を選んだのか、実際に使ってみてどうなのか。
というのを書いていこうと思いますので、エアドライの購入を検討している方の手助けになれば幸いです。
結論から書くと、こんな感じです。
- 魚以外の生ゴミであれば匂いはしなくなる
- ゴミの量は確かに減った
- 大満足とは言えないが、及第点はあげれる
詳細を書いていきます。
僕が生ゴミ処理機を購入しようと思った経緯
なぜ生ごみ処理機を購入しようと思ったのか。これはみなさんと同じだと思います。
「生ゴミがめっちゃ臭いから」
これに尽きます。
朝起きて台所から生ゴミの匂いがぷ~んと臭ってきたり、仕事から帰ってきてさぁご飯だってときにコバエがいたりするのが本当にストレスでした。
特にコバエには薬局でコバエホイホイ的なものを大量に買ってきて対処したりしてました。それでも完全にはいなくならなかった。
そのストレスをどうにか出来ないかと調べていたところ、「家庭用生ゴミ処理機」の存在を知りました。
どうせめちゃくちゃ高いんだろうと思っていたが、普通に手の届くような価格帯のものもあった。
しかも、今(2017年現在)なら家庭用生ごみ処理機を購入すると、国から「助成金」が出るので、定価の半額程で買うことができます。(※地域によるので必ずお住まいの地域の市役所ホームページなどを参照願います。)
国から半額も出してもらえるなら買ってみようかな。そう思って購入しました。
だから商品の定価で言うと6万円までってことか。
「エアドライ」を選んだ理由
生ゴミ処理機にも種類があるそうで、「バイオ式」と「乾燥式」があります。簡単に説明すると、
バイオ式とは
生ごみの中にバイオ材と呼ばれるものを混ぜなければいけないタイプです。
乾燥したものは肥料にできるそうです。
乾燥式とは
容器に生ゴミを入れて、スイッチを入れて乾燥させるもの。
スイッチだけの簡単操作が特徴です。
僕は肥料なんていらないので、乾燥式の中で選ぶことにした。口コミなどを比較した結果、この3機種が候補に挙がった。
- エアドライ
- パリパリキューブライト
- MS-N53-S(パナソニック)
これらを価格と性能を比較したところ、以下のようになった。「性能」は僕が口コミを見て感じた印象です。
商品名 | エアドライ | パリパリキューブライト | MS-N53-S (パナソニック) |
商品 イメージ | |||
本体価格 | 約1万円 | 約2万円 | 約6万円 |
月々の 電気代 | 約120円 | 約1000円 | 約1000円 |
性能 | 匂い :◯ | 匂い :◯ | 匂い :◎ |
やはり値段に応じて性能も良くなるといったところか。
しかし、結構な価格差がある。やっぱりパナソニックは高い。しかもパリパリキューブライトもMS-N53-S(パナソニック)も月々の電気代が1000円程。
それに比べてエアドライは月々120円程。正直、この差はでかすぎる。
本体価格以上にこの1000円の電気代が嫌すぎる。ってことで、エアドライに決めました。
1万円ってことは助成金で5千円もらえるってことなので、最悪失敗してもいいかーぐらいの感じですぐに購入しました。
実際にエアドライを使ってみて
実際の商品はこんな感じです。
肝心の匂いは?
すぐに使用してみましたが、バケツみたいな容器に生ゴミをダイレクトにポイポイ入れて、蓋をして寝るときにスイッチON。
そして翌朝、恐る恐る蓋をあけて覗いてみたみたが、確かに全然臭いがしなくなっていた。生ゴミの量も乾燥で水分が飛んだおかげでかなりしぼんでいた。
これは良い!と大満足していたのだが、とある日、夕飯が魚の時があった。そのときも何も気にせずに食べ終わった魚の骨とか頭とかをエアドライの中にポイポイ入れて、次の朝を迎えたのだが、
リビングに行くとめっちゃ臭い。
魚の生臭さが部屋中に充満していた。
意味が分からなかった。いや、こうなるのを防ぐために買ったんだけどな…
怒りを抑えながらエアドライの構造を見てみると、モーターを回して外気をバケツの中に取り入れてそれを外に出して…というのを繰り返すというめちゃくちゃ原始的な仕組みだった。こんな感じ。
外の空気をバケツの中に入れて、それを出しての繰り返しで乾燥させる
これはまぁ臭くなるだろ。と納得。笑
いや、納得している場合ではない。
考えた結果、魚の時は台所の換気扇も一緒に回すしかない。という結論に達した。(エアドライは台所に置いていた。)
結果としては、換気扇を回せば魚の嫌な臭いも気にならないレベルにはなった。蓋をあけて臭いをかぐとさすがに臭かったが…
コバエの量は?
臭いはそんな感じで、あとはコバエの量。
結果的には、「減った」という表現が正しいと思う。
というのも、やはりゼロにはなりませんでした。まぁゼロになることは期待はしていなかったので、少なくなっただけでも良しとしよう。
じゃぁ他社の機械はどうなのか…
レビューとかを見ていると、きっとエアドライよりはコバエがいなくなるっぽいですね。
やはりこの商品は値段相応ってことで。笑
音はどうなの?
音は結構うるさいです。エアドライを付けながらテレビを見たりすると、まぁまぁ気になります。
なので、他の部屋で寝るときに電源をONしています。ただ、これに関して言うと乾燥タイプの他の機種もさほど変わらないようです。
エアドライのメリットまとめ
ということで、エアドライのメリットは
・とにかく安い。多分ランニングコストも含めて一番安い
これに尽きると思います。
あとは、おまけ的な使い方だが、衣類の乾燥とか料理の乾燥とかにも使えるらしい。
僕的にはいくらキレイに洗ったとしても、生ごみを入れたバケツの中にそれらをぶち込むということはちょっと気が引けてしまう。笑
まぁバケツは2個ついているので、1個はそれ専用のバケツにすれば問題ないと思います。
エアドライのデメリットまとめ
・魚など、臭いの強烈なものは逆効果の可能性がある
・音は結構うるさい
エアドライ総評
この記事をまとめると、
- 臭いは確かに消える。ただし、強烈な臭いを放つものを入れるときは換気扇も同時に回す必要がある
- コバエはゼロにはならないけど、かなり減った
- ゴミの量は減るが、他社の機械と比べると全体的に性能は劣る。
- 恐らく一番安い
- 総合的に評価すると、5000円で買った商品にしては活躍している
こんなところでしょうか。
まぁ色々デメリットもあったが、目的である「臭いを抑える」、「コバエを減らす」これらを安上がりで達成することができたという点で、合格点はあげられるのではないでしょうか。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
では。