どうも。SuSと申します。
最近までWaves社がかなりお得なセールをしていたということもあり、プラグインを購入しまくってしまいました。正直、「失敗したかな〜」と思うこともたまにあります。
失敗しないためにはやはりネットでそのプラグインのレビューを調べまくるしかないと思います。
ですが、まだまだ詳細なレビューが少ないプラグインもあるので、自分が購入したプラグインのレビューを書いて情報を増やしていけたらなぁと思っています。
今回は、Wavesの「Greg Wells MixCentric」について書いてみようと思います。
Greg Wells MixCentricとは?
まずGreg Wells MixCentricって何?ということですが、簡単に言うとこのプラグインを挿してノブを回すだけで「プロっぽい音になりますよ」というプラグインです。
Greg Wellsさんという有名アーティストの楽曲を手掛けているすごい人のミックス技術を集約したプラグインらしいです。以下、公式から引用。
MixCentricはトラックのサウンドを、まるでプロのエンジニアがEQ/コンプレッション処理したように仕上げることができる、そんなプラグインだ。もちろん、ここで使われているのと同じテクニックは、多くのミキシング・エンジニアに用いられている。
“1ノブのコントロールという見かけのシンプルさに反して、驚くほどのことがその裏で起こっているんだ。単にノブを回すだけで、本当に多くのセッティングが同時に変化したり、切り替わったりしている。
“とにかく色々な設定値を試して、この究極にユーザーフレンドリーなプラグインの力を発見して欲しい。MixCentricのようなプラグインはかつてなかったし、本当にこれが20年前にあったらと思うよ!”
Greg Wells MixCentricの効果
それでは、このプラグインを挿した場合と挿さない場合のビフォーアフターを聴いてみてください。
まず、Greg Wells MixCentricなしの場合。
※マスタートラックに挿しています。
Greg Wells MixCentricなし
次にGreg Wells MixCentricありの場合
Greg Wells MixCentricあり
いかがでしょうか?個々のトラックの輪郭がはっきりして、抜け感が良くなったと思いませんか?
曲全体の印象が明るくなった感じもします。
パソコンやスマホのスピーカーとかだと違いは分からないかもしれないので、是非ヘッドフォンまたはモニタースピーカーで比較してもらえればと思います。アップルのイヤホンでも違いは分かりました。
マスターにこのプラグインを挿してノブを回すだけでこの効果を得られるのはかなり凄いと思います。Greg Wells MixCentricの設定はこんな感じです。
ミックスはGreg Wells MixCentricだけでいいの?
あとは、一応ミックスがこのプラグインだけでいけるのかという確認のため、各トラックのイコライザーとコンプレッサーを全てOFFして、マスターにGreg Wells MixCentricを挿しただけの場合も聴いてみましょう。
Greg Wells MixCentricだけバージョン
どうでしょうか?全然違いますね。
ちょっと大げさな比較ではあるが、つまりは、Greg Wells MixCentricを挿すだけで完璧!とまではいかないということが言えると思います。
あくまでも、自分である程度ミックスした上で、このプラグインを挿すともっとさらに良くなるということですね。
自分はミックスの技術は初心者に毛が生えた程度のレベルなのでこの結果ですが、プロ並のミックス技術を持っている方にとってはおそらくこの類のプラグインは不要なんだと思います。
Greg Wells MixCentricを購入する
僕はセールの影響もあり、Greg Wells MixCentricを単体で購入しましたが、セールが終わった後の値段をみると、Greg Wellsのバンドル(Greg Wellsシリーズが全部入っているやつ)の方が値段が安いという逆転現象が発生していたりしますので、ご注意ください。笑
こちらで現在の値段をご確認ください。
Greg Wells MixCentric単体はこちらから。僕はセール時に3500円で購入しました。今調べると、楽天でしか単品は売っていないみたいですね。
まとめ
この記事のまとめに入ります。
- Greg Wells MixCentricを挿すだけで抜け感が良くなり曲の印象が明るくなる
- 決してGreg Wells MixCentricだけではミックスは完成しない
- あくまでも自分のミックスに足りない部分を補う感覚
- 単純に曲が良くなったので、僕は大満足
- プロは恐らく使わないだろうと思われる
以上、ご参考になれば幸いです。
この記事で使用した曲は以下のURLから聞くことができます。是非聴いてください。