【音源あり】Waves「Center」のレビューと使い方

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どうも。SuSと申します。

今回は、Waves社のCenterというプラグインについて使い方を考えながらレビューをしてみたいと思います。

 

Waves Centerを購入した理由

僕がWaves Centerを購入した経緯としては、単純にもっと音圧が欲しかったからです。

音圧を上げるというと、「コンプレッサーを掛ける」とか「リミッタ-を掛ける」というのが一番メジャーな方法ですが、それ以外にも、「MS処理」と言って、音像を真ん中(センター)の成分とサイド成分に分けて「サイド成分」を強調してやるというやり方があるそうです。

まぁ小難しい話は置いといて、「Waves Centerを使えば簡単に音圧を上げることができる」ということです。

先に言っておくと、コンプレッサーとかリミッターほどはっきりとした違いはないと思います。

 

 

サンプル音源を比較してみる

サンプルを用意します。毎度のことですが、僕が作った曲で比較してみます。人の曲を勝手に使うと著作権の問題とかがあるので。笑

嘘です。少しでも聴いてほしいだけです。

ではいきましょう。

 

音源比較の前に

早速比較ををしたいんですが、その前に実は僕も現時点で解決していないというかこれで良いのか?と思っている疑問があります。

Waves Centerの使い方としては、多分どのトラックに挿しても良いとは思うんですが、オーソドックスな使い方はおそらくマスターに以下のような設定で挿す方法だと思うんです。

 

センター成分はそのままで、サイド成分を上げるやり方ですね。

 

 

ミックス時にマスターが0dBを超えないように各トラックのフェーダーやらイコライザーやらを調整してからマスタートラックにCenterを挿すことになると思うんですが、この設定だと0dBを超えてしまうんです。

 

2dBくらいになっていました。

 

下で聴いてもらえばわかると思いますが、Centerの後にリミッターを挿せば音が割れたりすることはなく、音圧はちゃんと上がっているんですが、正直0dB超えちゃってるけど良いの?と疑問が残っています。

リミッタ-を後で掛ければ問題ないのかな。

‘22.05.05 追記

この疑問に関しては自分の中では解決しました。

というか、ミックスの考え方の問題だと思います。マスタリングでCenterを掛けるなら、ミックスの段階でその分(2〜3dBほど)の余裕を残しておくべきだし、そもそもミックスでは0dBギリギリを目指すのでは無く、2〜3dBは残しておいてマスタリングでそれを埋めるという方法が現在は一般的なのだと思われます。

なので、やっぱりCenterを使うことで0dBを超えてしまうのは良くないと言えます。

 

 

 

Centerなしの場合

まずは、Waves Centerを挿していない場合です。(リミッターは使っています。)

 

 

Centerを使用した場合

Waves Centerを上の画像のような設定で使ったものがこちらです。

 

特に音も割れていないし、音圧も上がっていますね。少しの違いかもしれないが、こういう部分が地味に重要なんだと思います。リミッターを初めて挿した時の感動には全然及ばないですが。笑

 

でもやっぱり音圧があった方が曲全体として「良い曲だ」と思われやすい傾向にあるので、少しでも音圧が稼げるプラグインは貴重だと思います。

 

 

 

ちなみに上の疑問に対して、0dBを超えないようにCenterの設定をした場合も一応聴いてみてください。こんな感じに設定しました。

 

センター成分を結構抑えました。

 

 

Waves Center 使用 0dB超えないようにしたVer

 

 

 

 

どうでしょうか?

正直Centerなしとあまり変わっていない気がするが、使い方的にはこれが正しいと言えると思う。

 

 

Waves Center を購入する

Waves Centerはダイヤモンドバンドル以上に入っているプラグインのため、僕のようにplutinumやgoldを購入した人は別途購入する必要があります。バンドルの購入を検討している方は、ちゃんと何が入っているのかを確認の上購入しましょう。

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で、僕は単体で4400円ぐらいで購入しました。現在の値段は以下からご確認ください。

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知らないうちに価格がガクッと上がったり下がったりするので購入のタイミングには十分注意しましょう。

 

 

まとめ

僕的には目的である音圧を上げることを概ね達成できたと思っているので、これはオススメできるプラグインだと言えます。音圧を稼ぐ目的だけでなく、左右のボリュームを上げてステレオ感を出すというような効果も期待できるかと思います。

本記事で使用したサンプルはYouTubeにアップしているので、フルバージョンも是非聴いてみてください。

以上です。

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