どうも。SuS(サス)です。
DTMを始める時って、具体的に何が必要で何が必要でないのか最初は全くわからないですよね?
なので、今回はDTMを始めるに当たって、最低限必要と思われる機材を’どれくらいお金を掛けるべきか’というポイントも含めて書いていこうと思います。
僕は現在、バンド系のサウンドを目指していてやっと8曲ほどできたところですが、同じ系統の曲を作りたいと思っている方には多少なりとも参考になるかと思います。
よろしければ、こちらから曲を聞いてみてください。
曲が完成するまでにはもちろんハードだけでなく色んなプラグイン(ソフト)も購入しているんですが、今回はあくまでもこのような曲を作るために必要なハードについて考えていきます。
今まで購入した機材とソフトはことらに全て書きましたので、併せてご参考にしてみてください。
先に結論として、必要なものを列挙するとこんな感じです。「最低限必要なもの」と「あった方がいいもの」に分けました。
- PC
- オーディオインターフェース
- ヘッドフォン
- モニタースピーカー
- ギター
- ギターシールド(ケーブル)
- コンデンサマイク
- 液晶モニター
- MIDIキーボード
- MIDIPad
詳細を書いていきます。
※ あくまでも参考程度にお考えください。
DTMをするのに最低限必要なもの
「DTMをするのに必要最低限なもの」というと、PCとDAW(作曲ソフト)さえあれば作曲はできてしまうので、ある程度ジャンルを絞る必要があります。この記事ではバンドサウンドを作る場合に必要なものを書いていきます。
PC
まず、DTMをするにあたってPCが一番重要です。これがないとどうしようもありません。
じゃぁどんなPCが必要なのか?
基本的にはハイスペックに越したことはないのですが、PC選びのポイントは主にこの3点です。
- プロセッサ
- メモリ
- HDDまたはSSD
「プロセッサ」とは、PCの処理能力の速さのことです。この値が大きいほど、処理能力が高いです。
「メモリ」とは、一度に行うことのできる作業の量です。
「HDD(SSD)」とは、PCにファイルを保存できる容量のことです。
メモリとHDDはよく、「メモリが机の上」で、「HDD(SSD)が机の引き出し」と形容されます。机の上が広ければ、大掛かりな作業もできます。引き出しの中が広ければ、たくさん保存できます。
DTMをするためのソフトはかなり重いソフトなので、広い作業スペースが必要です。また、作曲を行う上で、色々な音源が必要になってくると、たくさんのファイルを保存する引き出しが必要となります。
それらを踏まえると、僕の経験上次のスペック以上のものが必須と考えています。
プロセッサ:Core i 5以上
メモリ :16G以上
HDD(SSDならなお良い):1T以上
Windowsの場合はほとんどの機種で後からメモリを増築することが可能なんですが、Macの場合は購入した後にメモリを増やすことができないので、要注意です。
HDDに1Tと書きましたが、これに関しては外付けのHDDでも問題ないです。ただ、PCを持ち運ぶことを考えると、荷物を少なくするために、PC自体に保存出来た方が楽かなと思います。
MacでLogic Proを使おうとお考えの方はこちらの記事も参考にしてみてください。
オーディオインターフェース
これはギターやベース、キーボード、ボーカルなど、自分の演奏を録音するためのものです。アナログの音をデジタル信号に変換してPCに取り込むことができます。
なので、ボーカルやギターなどの生音が必要なバンドサウンドには必須です。
全て打ち込みで完成させようとした場合は不要だと思います。
お金を掛ける必要性ですが、僕的には1万円〜2万円の価格帯のものであれば、そこまで大差はないと思っています。具体的な選び方はこちらも参考にしてみてください。
僕は島村楽器の店員に進められるままにこれを購入しました。普通に問題無く良い音で録音できるのでオススメです。
ギター
ギターはバンドサウンドを作るなら必須です。特に、歪み系の音がメインの曲は自分で弾いた方が絶対に良いです。
ソフトで対応することも可能ですが、今(2021年現在)の技術ではまだまだリアルのギターには敵いません。
ちなみに、エレキギターで定評のあるソフトのサンプルはこんな感じです。Prominy社の「V-METAL」というソフトです。
ソフトもめちゃくちゃリアルな音ですね。僕も今は持っていないんですが、録音は正直結構時間がかかるしめんどくさいのであったら良いなぁとは思っています。
なので、ギターはやっぱり必須と言えます。
ギターシールド
ギターで録音するならシールドは必須です。
良い音で録音するためには、シールドが意外と重要なんです。
どんなシールドを使っても、ギターから発した音はPCに取り込むまでに必ず’劣化’します。その劣化を極力防ぐ必要があり、そうなってくると値段も多少高くなります。
僕がオススメするのはこれです。値段もそこまで高くなく、音質も問題ないと思います。
安くてある程度の質を求めるならこちらがいいと思います。
僕は最初、ギター購入時の初心者セットについていたシールドで録音していたので、その差は歴然でした。笑
シールドは拘る価値はあると思います。
コンデンサマイク
コンデンサマイクとは、よく収録現場とかで見られる下の画像ようなマイクです。
普通のマイク(ダイナミックマイク)よりもものすごい小さな音まで拾うので、録音にはコンデンサマイクの方が適していると言えます。
録音時は、部屋の空調の音とかも全部拾ってしまうため、全部OFFにしたりします。
マイクもやっぱり良い音で録音しようとした場合、結構お金をかけるべきです。
安く、それなりに良い音で録音したい場合は、audiotechnicaのAT2020をオススメします。
もう少し良い音で録音したい場合は、RODE社のNT1-Aをオススメします。ポップガードとかも付いているので、初心者には嬉しいです。
モニタースピーカーとモニターヘッドフォン
どちらも曲をモニタリング(確認)するために使用します。オーディオインターフェースに繋げます。
個人的にはスピーカーはそこまで拘らなくても良いのかなぁと思っています。
理由としては、結局細かい音を聴こうとするときはヘッドフォンで確認することが多いからです。そのため、ヘッドフォンは少し頑張ってお金を掛けた方が良いように思います。
コスパが最強のスピーカーはこちらだと思います。
ヘッドフォンはプロも愛用している人が多いSONYのやつが間違いないです。
モニターヘッドフォンを選ぶポイントとしては、「再生周波数帯域」が20Hz~20KHzをカバーしていることです。
ただ、大概のモニタ-ヘッドフォンは20~20KHzはカバーしているので、そこまで気にしなくても良いかもです。
DTMをするためにあった方が良いもの
ここでは、絶対に必要!ってわけではないけど「あったら便利」、「効率が良くなる」といったものをご紹介します。
液晶モニター
これは単純に作業をする上で、画面が広いに越したことはないよっていうことです。
特にノートPCの場合は画面が小さいので、作曲ソフト(DAW)を使う場合は作業がしにくいです。
最近は薄くて持ち運びもしやすいなモニターが出ていて、使い勝手が良く非常に便利です。
MIDIキーボード
MIDIキーボードは普通のキーボードと違って、パソコンに接続して使うものです。パソコンに接続せずに単体で使おうとしても、一切音は出ません。打ち込みパート(ピアノ、ベース、ドラムなど)のものを効率良く打ち込むことが目的です。
打ち込み作業はやってみると感じると思うが、めちゃくちゃめんどくさい。
その面倒な作業を、録音するような感じでデータを取り込もうというものです。ピアノが弾ける人は必須といってもいいかもしれないです。
僕も持っていますが、いかんせんピアノが弾けないので探り探りやっている状況です。なので、普通に打ち込んだ方が早い可能性すらあります。笑
圧倒的に安いのはこれですね。鍵盤数が商品によって異なるので、そこはしっかりと確認しましょう。
MIDIパッド
これもMIDIキーボードと同じです。キーボード型ではなく、Pad型になっただけで、ドラムを打ち込む時に重宝します。
これは各パッドに音色を設定して、それを自分で演奏するような感じで録音する。
パッドならピアノを弾けるかは関係ないので、僕も良く使っています。
一片に録音する必要はなく、キックだけを録音して、その次にスネア・・・という感じで音を足していくことができるので、誰でも直感的に録音することが可能です。
僕的には「NANO PAD2」が使いやすくコスパも良いと思っています。
まとめ
かなり長くなりましたが、この記事をまとめると、こんな感じです。
- PC
- オーディオインターフェース
- モニタースピーカーとヘッドフォン
- ギター
- ギターシールド
- コンデンサマイク
- 液晶モニター
- MIDIキーボード
- MIDIパッド
結局PCが一番値段が高いけど、一番お金を掛ける価値があると感じています。
まぁ正直他のものはお財布との相談です。
このブログでは、音楽の作り方や売り方を本気で考え、研究していきます。
今後も色々な情報をご提供していきたいと思っておりますので、気にかけて頂けると幸いです。
では。